Stand up KANSAI〜知る×考える×行動する〜

福祉・医療

世界経済

教育

国際協力

環境

農業

分科会


詳しい紹介は、各分科会名をクリックしてください。


福祉・医療

 福祉・医療は、我々の誰もが人生において一度は関わるものであると思われる。今なお少子・高齢化が進行している日本では、さらに福祉・医療は重要なものとなってきている。しかし、残念ながら、今日において、福祉施設の不足・医師の偏在・医療費の増大など、多くの問題を抱えていることは事実である。本分科会では、多種多様な福祉・医療問題の中から、私達の生活においてより身近で、かつ重大なものを扱い、より良い福祉・医療の在り方を考えていく。



世界経済

 2012年、世界経済に垂れ込んだ暗雲は未だ晴れることはない。ユーロ圏の財政悪化・金融危機は広く諸地域の経済に影響を与え、米国から始まった世界金融危機の影響も未だ払拭されてはいない。そのため、海外景気の減速やユーロ・ドル不安による円高が生じ、日本の輸出競争力を低下させている。東日本大震災後に落ち込んだ日本経済は、回復・復興の動きに支えられて急速に立ち直りつつある。だが、依然として外需は日本経済に大きな負の影響をもたらしているのである。本分科会では、「世界の中の日本」に注目し、日本経済の今後の発展のために種々の外部環境にどのように対応していくべきかを議論する。



教育

 現代の日本の教育は大きな岐路に立たされている。ゆとり教育の功罪が叫ばれるなか、昨年か
ら順次新たな学習指導要領の導入が始まり、教育現場において大きな変化が生まれ始めてい
る。また、いじめや児童虐待など、社会全体の抱える様々な問題も依然大きな影響を与えている。
日本の教育は新たな学習指導要領を実施していくとともに、社会の変化にも適応していくことがで
きるのだろうか。本分科会では、これらの問題について多面的に考え、教育の在り方について議
論していく。



国際協力

 今、救いの手を求めている人がいる。今、救いの手を取る人がいる。彼らの姿は、世界各国に見てとれる。今日、民間によるNGOや政府によるODA等、多岐に渡った国際協力が実施されており、多くの成果を挙げている。しかしながら、ニーズの不一致等、課題も山積している。昨年、日本は未曾有の大災害に見舞われ、世界一の被支援国となった。支援国でもあり被支援国でもある今こそ、国際協力の在るべき姿について、議論を深める時ではないだろうか。本分科会では、国際協力における問題点に考察を加えた上で、その新たな形、あるべき形を打ち出す。



環境

 現在、環境問題は非常に深刻なものと化しており、私たちが持続可能な生活を送っていくうえで避けては通れぬ話題となっている。自然破壊による地球温暖化、森林の消失、海面上昇、海洋・大気汚染、生物多様性の減少は確実に我々の生活に悪影響を及ぼしている。今まで人間は他を顧みることなく、人間の社会経済の発展にのみ力を注いできた。しかし、これからは環境と調和をしながら社会経済を営んでいく必要がある。本分科会では、人間と自然が共生できる社会について議論していく。



農業

 1960年代に約80%あった食料自給率は、現在約40%まで下がっている。さらに中国を始めとする新興国の台頭とともに、日本の購買力は相対的に低下し、国際市場で買い負けるようにもなってきている。世界の穀物消費量の増加に比例して穀物生産量も伸びてはいるが、今後も伸び続けるという保証はない。国内でも、農業従事者の高齢化や食の安全など議論が高まっている。日本は、農業や食料の問題とどのように向き合っていくべきなのか。これからの自分たちの問題として、一緒に考えていきましょう。


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